株や投資信託は買っておられますでしょうか?
わたしがセミリタイアになる前から続けている投資、その一部が投資信託です。
いろいろ模索し、失敗もしましたが、よく聞かれる「ドルコスト均等法」、やっぱりこれに尽きる。
でも「ドルコスト均等法」って何?というお話です。
投資信託でお金を殖やすには ドルコスト均等法はこういうシステム 50代セミリタイア主婦のマネー術
「ドルコスト均等法」とは定額で毎月投資信託=商品を買っていく方法です。
5万円なら5万円だけを、たんたんと毎月積み立てる方法です。
それだけです。
それが一番強い投資方法とされています。
なぜでしょうか?
投資信託はご存知のように日々変動しています。
値段が下がることもあれば上がるときもある。
たとえば最近はコロナショック、2020年3月にほとんどの銘柄が下がりました。
でもいま、2021年4月は上がり調子です。
投資信託、いろんな商品があります。
「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」
(投資信託協会ホームページより)
同じ金額で投資信託を買っている場合、
- 商品が下がったときはたくさん買える
- 商品が上がったら少ししか買えない
という、変動があります。
「じゃあ、商品が下がった時にたくさん買えばいい。」
そう思いがちですが、その下がった時を見計らうことがむすかしい。
ずっと、毎日商品の値動きをみていても予測できるかどうかはわかりません。
毎日パソコンの画面に張り付いて値動きを見ることはむずかしい。。
だったら毎月同じ日に、同じ金額だけ商品を買ってみる。
もちろん、多く買える月もあれば少なく買える月もあるけれど、平均してみてみるとそれが一番効率が良い買い方になっています。
商品の値段が下がったときばかりに買えたらいいんですが、未来を見ることはむずかしいのでその予測がはずれることもある。
そうやって右往左往するよりは定期に、定額を購入する。
ドルが上下してそれに連動して商品の値段が上下しても、均等に並べてみると結局は一番お得な商品の買い方になっている。
これが「ドルコスト均等法」での投資信託の商品の買い方です。
投資信託でお金を殖やすには ドルコスト均等法でこうなった 50代セミリタイア主婦のマネー術
わたしはこの「ドルコスト均等法」での購入はまだ1年にもなっていません。
それでも投資信託を購入し始めたのは4年前、それも楽天ポイントで購入してみたのが最初です。
いえ、実はそれ以前。
その前年にNISAを損切り、つまり、最初に買った金額より少ない状態で手放しています。
つまり、赤字の状態で手放してしまった。
これが「損切り」といってあまり良くないやり方です。
この損切りした商品はなんとその後どんどん値上がりしていきました。
「あのとき損切りして手放さず手元に置いておけば。。
ずいぶんもうけが出ていただろうな。。」
いまとなっては過ぎたことなので、どうしようもない。
失敗して、お金を払ってわたしは勉強したわけです。
その後、投資信託はもういい、と思っていましたが、楽天ポイントなら自分がお金を払わず商品が買える、ということで少しずつ始めてみました。
ところがここでもまた買ったら値段が下がってしまってすぐに赤字に。
お金を払わずポイントで商品を買ったにもかかわらず赤字、つまり、もうけるどころかお金を出さないといけない状態になってしまった!
でも以前のNISAの損切りの失敗をふまえて、今度は損切りせず持ち続け、楽天ポイントがつくたびに買い足しをしていきました。
そうすると値上がりしてきてその商品は複利で増えていき。。
コロナショックなどではびくともしない状態になったわけです。
投資信託でお金を殖やすには ドルコスト均等法は暴落になぜ強い? 50代セミリタイア主婦のマネー術
とはいえ、投資信託、中身は株や債券などなのでいつ暴落するとも限りません。
「またいつかバブルがはじけてとんでもなく値下がりするんじゃないか。。」
でもそうなってももう手放したりはしないと思います。
いままでの失敗から学んだことがあるし、持ち続けていればダメージは受けにくいはずだと知っているからです。
仮に損する状態になっても持ち続ける。
投資信託は定期預金などの商品と違い、元金は保証されませんし暴落して値下がりしても自己責任です。
だれも何も保証してくれません。
信頼のおける友人に、この商品が良いよ、と言われて買って、仮に暴落したとしても、商品をすすめた友人を責めたり金返せ、なんて言えません。
だからある程度自分で株や債券、投資信託の動向や世界情勢を見ていないといけないところはあります。
ただ、あまり細かく売り買いするとかえって損してしまう商品です。
分配金がでてもそれは元金にくっつけてそのまま運用できる、そうすると元金が大きくなっていくので雪だるま式に殖えていく。
それがいわゆる複利の強みですね。
じっとガマン、というか、ある程度ほったらかしでもだいじょうぶなところもある投資信託です。
投資信託でお金を殖やすには 失敗したくなければ勉強 50代セミリタイア主婦のマネー術
ただし、商品選びは慎重に、あまり値動きの激しいものや小さな商品はリスクが高すぎます。
そして手数料が高いものは選ばない、楽天証券やSBI証券などのネット証券なら手数料が低いものがあります。
ネット証券は心配、やっぱり係のひとと一緒に相談して商品を決めたい、と思われるならそれほど利益は出ないことを覚悟して窓口に出向いてください。
店舗やスタッフを揃えている証券会社で買う、ということは、もちろんそれだけの経費がかかっています。
ネット証券で投資信託を買ってみよう、ということなら本を読む、ネットで調べるなど自分で勉強することですね。
何も知らずにいきなり商品を購入してもいいですが、わたしのようにカモにされることは間違いないので、最低5冊は投資信託に関する本を読むことをおすすめします。
投資信託について書いていてよく読まれているブログもできるだけたくさん読んでみます。
本やブログを読むうちにだんだん全部読まなくても内容がわかってくるはず。
インターネット上の証券会社ができたのはつい数年前のことです。
こんなに気軽に自宅で投資信託や株が売り買いできる時代がくるなんて。
若かったわたしに教えてあげたいですね。
★園芸療法というものをやっています★
★YouTubeやっています★
\クリックすると別窓が開きます/