以前夫の保険2つを解約した記事を書きました。
夫の保険は解約したのに、わたしはまだ医療保険に入っていたんです。
月々の保険料は低い、だけど今回ようやく解約しました。
なぜ解約したのか、なぜいままで解約しなかったのか。
それは保険の内容を、存在をあやふやにとらえていたからです。
保険の内容を知っておく 50代セミリタイア主婦の見直し
月々3000円弱の掛け捨ての医療保険に7年くらい入っていました。
離婚して一人になったこともあり、何かあったときのための保険、と思って入ったのがきっかけです。
わたしは子宮頸がんになったこともあり、数年してからでないと保険には入れませんでした。
やっと入ったのが40歳後半だったのですが少しの掛け金で保証される保険を、と入ったのがその医療保険でした。
どんな保険なのか、おおよそ理解はしていました。
入院したときに一日5,000円、手術金にいくら、など、最低限の保険だったのでそれほど高額ではないけれど手術や入院したときに支払われるのが良いと思っていた。
だけど、入院給付金は60日間が限度です。
一回の入院では30万円しかでない。
ベッドの差額費用をまかなうなんてことはまずできないです。
手術給付金などは1回5万円。
一生のうちどれくらい手術をするかはわかりませんが、これを高いと思うか低いと思うか。
月々3000円弱を今まで7年間、トータル25万円ほど。
給付を受けたのは大腸検査で1泊入院したとき、そのときだけ。
これからもずっと払い続ける、例えばあと30年間としても100万円以上払うことになる。
今までの25万円と合わせて130万円。
130万、されど130万。
元が取れるとは思っていなかったけれど、今後も恩恵を受けることもなさそうだ。
ということで、今回解約にいたりました。
必要最低限の保険でなんとかなる 50代セミリタイア主婦の見直し
夫の扶養で健康(社会)保険に入っているから高額医療になったとしたらそちらでまかなえます。
この健康(社会)保険も毎月けっこう高い金額、支払っています。
日本では国民皆保険、せっかく加入している、加入しなければならないのだからこの保険だけで十分。
いざというときは高額医療制度でなんとかなる。
夫婦ふたりだけ、誰かほかに負担がかかることもないですし、わたしたちには民間保険は必要ない。
実はいままで解約しなかった理由が別にあります。
わたしの母親が、保険を解約するのはやめろ、といい続けていたからです。
母の時代といまとでは保険制度も異なるというのに。
昔は郵便局の簡易保険など、保険と貯金の美味しい組み合わせ、みたいな商品もありました。
いまもありますがそんな商品はもうメリットがない。
7年もお金を払って少しの安心を買っていたけれど、もういいだろう。
ということで、うちは国民の義務で加入している健康保険と年金、そして火災保険と自動車保険以外、保険はゼロ、になりました。
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