昨年末、立ち退きにあい、夫とわたし、2人の終の棲家を作ります。
60代からの家づくり 間取りづくりで最初に省いたものは 50代セミリタイア主婦の考える間取り
50代後半の妻と60代後半の夫。
ひょんなことから土地が見つかり、2022年1月に契約、手に入れました。
25坪ほど、建ぺい率は80%、容積率200%、小さな家づくりです。
家づくりが始まり、シニア夫婦のポートフォリオを建築士さんに渡しました。
自分たちの生活習慣、住まい方、家に望むこと。
ポートフォリオを踏まえて、いよいよ間取りです。
シニア夫婦の家づくり、最初に間取りを作ってもらったとき、和室が一間、入っていました。
「和室、畳はシニアの生活には不可欠」と思われたのだろうか?
畳の部屋、わたしたちは必要ない、です。
60代からの家づくり シニア夫婦の生活に和室はいらない 50代セミリタイア主婦の考える間取り
茶道や華道などたしなむ方は和室が必要、でもわたしたちはそんな趣味がない。
また、フラットな場所から起き上がったり立ち上がることがしんどくなってきました。
さらに、わたしは40代くらいから膝の調子があまり良くないのです。
きっとこれからさらに支障が出てくるはず。
だからこれからはむしろ洋風、椅子のある暮らしのほうが楽なのです。
今住んでいる家には畳の間がいくつかありますが、もう畳は畳としての役割を果たしていない。
畳を代えていないこともあり、畳の上にはカーペットが敷かれています。
畳はもう古くなって目がボロボロ。
和室って手を入れないとこうやって駄目になっていくのだな、と実感します。
60代からの家づくり 和室はむしろ若いひとたちに向いている 50代セミリタイア主婦の考える間取り
畳の間、若い子育て世代のほうが重宝するかもしれませんね。
子どもさんたちが畳の上で遊んだりゴロゴロしたり。
わたしも若い頃は畳の間からさっと立ち上がれることができましたが、いまは膝をかばいながらの立ち上がりのため、できれば何か支えになる椅子が欲しいくらい。
和室、畳の間がなくてこれからもし畳が欲しいと思ったら畳マットのようなものを敷けばよいと思います。
シニア世代で畳の間が欲しい、と言われる方は畳での生活のほうがいいとか郷愁みたいなものがおありなのだろうか、と思ったり。
確かに畳の間に通されたりするとしゃきっと背筋が伸びて清々しい気持ちになれますね。
畳の香り、好きではありますが、わたしたちの普段の生活にはきっともう必要ない。
どんどん欧米化していくシニア夫婦の生活。
わたしたちの小さな家づくりもそうなっていく予定です。
ひとの心身を植物で癒やす。
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