2年前の記事に、わたしは化粧品が少ない自称ミニマリストのように書いていました。
ところがいまはミニマリストじゃありません。
それどころか、いま、家にはあふれるほど化粧品があります。
今年、化粧品をいろいろ買ってしまったんです。散財しました。懺悔します。
懺悔はするけど後悔はしていません。
肌がボロボロになってしまった! 50代セミリタイア主婦の焦り
あふれるほど化粧品があるとはどういうことか。
2021年5月に書いた記事ではいかに自分の化粧品が少ないかを書いていました。
いまはこの反対で、基礎化粧品はゼロじゃありません。
基礎化粧品いろいろ、その他化粧品もいろいろ、買いこんでしまった一主婦です。
以前は化粧水とバームしか使っていない、と書いていたけどバームはもう使ってない、だけどほかに使っている基礎化粧品がいくつか。
次から次へと基礎化粧品を買い集め、あふれました。
なぜこうなってしまったのか。
実は昨年2022年、だんだん肌の調子が悪くなってきて、ある日、顔全体に吹き出物ができてしまったのです。
食べ物も生活習慣も変わっていないのに、なぜ顔全体に吹き出物が?
わからない、生活は変わらない、なのに?
どう考えてもストレスだとしか思えなくて、その時期だけはできるだけ化粧水さえも使わないようにしていたんですが、頑固な吹き出物、おさまるまで2、3ヶ月かかりました。
焦りに焦ったわたしはネットで調べまくりましたが原因はわからず。
皮膚科に行けばよかったのかもしれませんが、その頃は医療機関に行くのもためらって、行かず。
吹き出物が出て、より気になって顔を触ってしまい、吹き出物がひどくなってしまう、という悪循環、恐ろしいことになってしまいました。
肌を救ってくれたのは 50代セミリタイア主婦の焦り
毎日泣きたい気持ちで過ごしていましたが、ネットで探すうちに出会ったのがあるお手入れ方法です。
それは、ローションパックです。
佐伯チズさんという方が考えられた、コットンにローションを染み込ませたものを顔に貼り付け、しばらくおく、という方法です。
2003年、佐伯チズさんが書かれた本から有名になったローションパック。
高価なローションでなくてもいい、ただただローションを染み込ませたコットンを顔全体に広げて貼り付け、顔に水分を与える方法です。
これがわたしの場合、劇的に効きました。
ローションパック、聞いたことはあっても一度も試したことはなかった。
最初は半信半疑だったわたしですが、やっていくうちに吹き出物が少しずつおさまっていきました。
そうか、わたしの肌には水分が、いや、愛情が足りなかったのか!
基礎化粧品は使わない、とか言ってる場合じゃなかった、やはり顔の手入れは必要だった。
あまりにも自分の身体をないがしろにしすぎていた。
その後、さらにネットなどで勉強して、どのように肌を保っていくかをあらためて知ることとなりました。
美容沼にハマってしまった 50代セミリタイア主婦の焦り
ローション=化粧水も、安価なものから5000円ほどもする高価なものまで買ったり取り寄せて、いろいろ試してみました。
いきついたのはドラッグストアでも購入できるお手頃な化粧水です。
乳液や美容液は必ずしも毎日使う必要はないことも知りましたが、ちょっと驚いたのは以前の考えがあながち間違ってはいなかったこと。
あまり顔を洗わない、洗わないほうがかえって良いということ。
市販の洗顔料は、製品によって程度はあるものの脂分をたくさん落としてしまうもの。
だから、洗顔するときはあまりたくさん使わないことと長く顔にのせたままにしないこと。
とくに朝の洗顔。
夏、よく汗をかいたりする時期は洗顔料を使って寝ている間に分泌された老廃物や余分な脂を落とすほうがいい。
しかし、冬はかなり温度の低いぬるま湯で洗うだけで良い、洗顔料をつかって大事な皮脂を落とさない方が良いこと、など。
朝起きたときの自分の様子を鏡で見たり触れたりすれば自然とわかること、それは洗顔だけではない。
いろいろ基礎化粧品を試してみて、いまは肌の状態が落ち着いています。
肌トラブルがあったことがきっかけで基礎化粧品や毎日のお手入れについて勉強し、ようやくいま、美容熱が落ち着いたかんじです。
実は、美容熱は基礎化粧品だけにはとどまらなかったのですが、それはまた後日。
若い肌に戻ることはむずかしいし、不可能。
若見えなんてのぞまない、肌のトラブルなくいまの年齢相応の肌を健康的にキープする、それが日々の目標です。
ミニマリストもどきにあこがれるより、毎日自分の身体をよく見る、状態を知って必要な化粧品は買おう、使おう。
水分不足以前、自分の身体への愛情が足りなければ心も乾いてしまう。
顔のトラブルから毎日の自分のありかたを知らされることになりました。