年末年始は実家に行っていました。
2020年に再婚した夫は初めてわたしの実家に行きました。
短い滞在でしたが、わたしの育った環境を知ってもらえてよかったかなと思います。
セミリタイアしたこと、家族に言ってません
両親は80歳過ぎています、母は膝を痛めて歩行の困難さはありますがそれ以外は元気。
父親にいたっては身体の痛みや動きにくさはほとんどなく、ガンも克服し、ゴルフを続けているくらい健康です。
両親にはわたしがセミリタイアしてる、なんて言ったことはありません。
夫にも言っていません。
言ったところで、「セミリタイアって何?」と言われるだけでしょう。
きっと彼らから見るとわたしは「外に働きに行かなくなった専業主婦」です。
夫は60代後半、両親80代、わたしもあと1ヶ月で60代、高齢な家族。
うちの母親は、外で働いてはいなかったけれど家にいて裁縫の仕事をしていました。
母は専業主婦かもしれないけれど、一日何時間かは家で仕事をしていたので兼業主婦ですね。
家で仕事をしながら主婦業もしていた女性、母の時代はそういう主婦も多かった。
いまも内職はじめ家で仕事をしながら主婦業されているひとは多い。
ひとりでも暮らしていけるくらいの資産を作れば兼業主婦もセミリタイアになれる、それは昔も今も変わらない。
セミリタイアして良かった?
わたしがセミリタイアしたかったのは、外に働きに出ることが苦痛だったから、というのがひとつです。
誰かと一緒に働くのもむいていない、精神的にしんどい。
ぜいたくしなかったら一人で一生涯生きていけるであろう金額が貯まったので外での仕事は辞めました。
主婦業と家での仕事をするセミリタイア。在宅兼業主婦になりました。
いまはとても楽です。
この年末年始の旅行の最後、夫は職場へのお土産を買っておりました。
わたしはあげたい人にしかお土産は買わない。
いまは旅行したからって職場にお土産もっていかなくてもいいと思うんですが、そうはいかないという夫のかたくなな気持ち。
何かあげたいんでしょうかね。
わたしは、あげたくない人もいる職場に旅行のお土産買っていくという行為がなくなったことさえも気楽です。
セミリタイアして寂しくない?
外に働きに行かなくなったけれど外とつながってはいます。
外に職場がなくなったから、人と話さない、会わなくなったから寂しい、孤独だ、とはまったく思わない性格です。
むしろ、毎日決まった時間に出勤して、決まった時間、そこで働くことがなくなったのですごく楽です。
主婦業という仕事をもっているからほぼ毎日同じ業務をこなしていますが、もし主婦業を放棄したかったら?
ヘルパーさんを雇ってすべてをおまかせしてもいい、余裕があれば。
わたしはそれほど余裕はないし、主婦業はある程度好き、ほかのひとに任せるのはあまり好きではないので、基本、自分で主婦業を続けます。
セミリタイアしたいと思った理由はひとそれぞれ。
毎日何をしてもいい、自由にのんびり過ごすのがセミリタイアもしくはリタイアの目的であればそれはそれでいいと思います。