今年も無事、1つ歳を重ねることができました。
今年は年女。2月、60歳をむかえました。
60歳、還暦、大きな節目
20歳になったときをよく覚えています。
さすがに人生の節目。一生忘れることはない。
その後、30、40、50歳はそれほど意識せず。
しかし、60歳は大きな節目、という気がします。
仕事をしていた55歳まではずっと外で働いていたし、なぜか「働くものだ」、とがんばっていたところがありました。
55歳で仕事を辞め、セミリタイア。
60歳までの5年間は自宅で仕事を続けていた。
身体と気持ちの変化があったのは50歳を過ぎたころ。
正確には、47、48歳。
それまでに経験したことのない身体の不調があり、2回手術することになりました。
ひとつは早期に見つかった癌、ひとつは卵巣嚢腫。
ちょうどホルモンバランスの崩れる年齢の頃。
若くはない、人生の後半にさしかかった、と自覚しました。
その後、40代、50代と働いて、どうにも外で働くのが辛くなりました。
更年期障害がひどかったころです。
60歳を前にようやく少しずつ落ち着いてきた。
60代。あと何年生きられる?
60歳からあと何年、生きることができるだろう?
もしかして40年?
せいぜい30年?
健康に過ごせるのは10年?20年?
人生のリミットを考えるようになり、
「60歳からなにができるだろう。なにか始められるだろうか?」
身体の衰えを実感しつつもそういった前向きな気持ちになったのは、自分の寿命を突きつけられた気持ちになったからだと思います。
さて、何ができるのか。
60代、どう過ごすか、少しワクワクしているわたしがいます。