昨年、60歳になるにあたって年金について考えていました。
2月に誕生日を迎え、そのあともモヤモヤ考えていました。
【年金受給、繰り上げ】どれくらい減額されるか
年金を繰り上げ受給することに決めました。
以前の記事でも書いたように、年金を繰り上げ受給するといまは1ヶ月につき0.4%減額されます。
わたしの場合、65歳で受給できる年金の金額とくらべて受給額が毎月約2万円減額されるはず。
ねんきんネットで調べるとだいたいわかるようになっていますね。
65歳で年金受給開始した場合と60歳すぎから受給を始めた場合、60歳で繰り上げしてもらえる年金受給額を上回るのは81歳くらいからです。
このことがわたしが年金受給を繰り上げる大きな決め手になりました。
【年金受給、繰り上げ】デメリット
年金の繰上げには障害年金がもらえなくなる(例外あり)、というデメリットがあります。
また、受給額を増やすために60歳から追加で国民年金を納めることができなくなります。
20歳から数年間国民年金を納めていなかったのでそれも考えてみたけれど、わたしには必要なかった。
そのほかにもデメリットありますがわたしには該当せず。
一番大きなデメリットとされているのは減額された年金受給額が一生続く、ということでしょうか。
【年金受給の繰り上げ】メリット わたしの場合
我が家の家計は赤字続き。
毎月10万円くらい赤字が続いています。
いまは資産運用していて調整できているものの、今後はどうなるのか。
夫もいま元気で外で働いてくれているけれど、いくつまで働けるのだろうか。
家で少し仕事しているわたしの収入は微々たるもの。
それを考えると減額されても老齢年金という確実な固定収入があると心強い。
通常65歳から年金受給が始まりますが、60歳から減額されて受給しても81歳までは受給額が多い、だったらいまもらわない手はない、と思ってしまった。
わたしの母は60代、いろんなところに旅行していたけれど、70代始めに一緒に海外旅行したときにはもうあまりたくさん歩くことができなかった。
母はいま82歳。
膝がさらに悪化して、歩くことがままならない、バスに乗るにも手すりにしがみついてステップを上がる状態です。
まさに年金受給額がクロスする年齢。
わたしも似たような膝の悩みを抱えている、そう考えると自由に健康に身体が動くのは60代、かろうじて70代までかもしれない。
好きな旅行、行けるときに行っておきたい、やりたいこともできるときにやっておきたい。
【年金受給の繰り上げ】いつ受給するか
年金受給の繰り下げをして年金を増やして受給する人もいる、まだ働きたいし年金受給しなくても暮らしていける、と受給を先延ばししている人を知っています。
繰り上げした、というひとはまわりにまだいません。
意外と繰り上げ受給をするひとは多いのではないかなと思っています。
でも、いったん繰り上げをしたら取り消しができませんよ、と言われると迷いますよね。
わたしも躊躇して60歳ちょうどで年金受給に踏み切れなかった。
年金はいままで自分たちが納めてきたもの、永年もらえるお金。
自分がいつもらえばベストなのか、何にどう使いたいのか考えていつ受給するか。
来週、手続きしに行ってきます。
繰り上げ受給の手続きの様子がこちら
そしていくら減額されるか、どう思ったか。
vlogでは日々の暮らしをつづっています。
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