ブログタイトルに追加をしました。
そのままですが、「60代で家を建てる」ことになります。
いま、60代の夫と50代後半のわたし。
家を建てて住むころにはわたしも60代になっているかもしれません。
なぜ家を建てるかというと、端的に言ってしまうと立ち退きにあってしまったからです。
急な話ではなく、実は10年前くらいからその話はあったようです。
立ち退きにあったが断った?? 50代セミリタイア主婦、家づくりまでの道
立ち退きの話が以前からあった、それはわたしがこの家に来る前です。
わたしがこの家に来たのは7年前、2014年。
それ以前はわたしは一人暮らししており、7年前にいまの家、夫が住む家にやってきたので詳しいことは知りませんでした。
いま住んでいる家は川沿いに建っています。
いわゆる河川工事のために立ち退くことになりました。
河川は国の管轄。
実際動くのは地方自治体です。
しかし、立ち退くといわれていてもなかなか事は運びません。
初めて県から打診があったのはまだ義父が存命だった4年前、2017年。
見積もり提示にまで至ったのですが、義父が重い認知症になっていたためいったん断りました。
認知症の義父を抱えて新しく引っ越すことはどう考えてもむずかしかった。
家を借りたり買って移ることもできなくはなかったですが、義父の認知症の進行のことを考えるとそのときに受け入れることはできませんでした。
認知症は環境の変化で大きく進行してしまうことがあります。
実際、わたしがリハビリ職として働いていた頃、二世帯住宅に引っ越された認知症の方がさらに進行してしまった例を目の当たりにしています。
そして2年前に義父が亡くなり、その後、立ち退きの話はなくなったように思われました。
でもいずれは立ち退くだろうことは予想できた。
義父がなくなって1年半、気持ちの整理がついたところで今年になって県に連絡。
そうして立ち退きの話が再び動き始めた、というところです。
立ち退きにあって60代で家を建てる?できる??50代セミリタイア主婦の決断
立ち退きにあって家を新しく建てる、という選択肢だけ考えたわけではないです。
マンションなど集合住宅は夫は断固拒絶、なので、家を借りる、中古住宅を買う、家を一から建てる。
この3つの選択になります。
わたしたちはそれほど若くはない。
今度引っ越して住むとしたら、そこが終の棲家になるでしょう。
「家を借りる」となるとあと30年、35年、もしかすると40年?
40年間!
わたしたちに払えるかどうか。
借りた家にずっと住み続けられるかどうかもわかりません。
高齢になってさらに立ち退きにあったりするとどうしようもなくなります。
「中古住宅を買う」は一つの選択肢です。
しかしどんな家を買えばあと30年くらい快適に住み続けられるかを見極めるのはむずかしい。
そのまま住むことができるのか、リフォーム、リノベーションしなければいけないかもしれない。
予算的にも自分たちの好きな間取りにできるのかどうか?
そう考えると「一から家を建てる」ことを考えます。
建売を買う、も選択肢ですが部屋数が多すぎる。それはいまからでも予想できます。
部屋は少なくていい。
デザインも凝らない、使い勝手がよく快適な家がいい。
ならば一番難関の「一から家を建てる」が第一希望、なのです。
立ち退きにあって60代で家を建てるまでの記録 50代セミリタイア主婦の挑戦
このブログは50代の暮らし、ヒントなど書いてきました。
これからはそこに家づくりまでの記録が加わることになります。
20、30代で家をもつならまだしも60代で家を作ると思うと気が重い。
それは否めません。
でも自分たちの思いがつまった家を建てることができる。
そう考えると楽しみもあります。
いろんな本や動画で家づくりのことを勉強し、知識をためておく。
家づくりを経験したことのない夫婦、しかも60代、はたしてどんな家ができるのか、それとも?
少しずつつづっていきます。
★園芸療法というものをやっています★
★YouTubeやっています★
\クリックすると別窓が開きます/