【180度変わった】毎日の過ごし方 バレットジャーナルって? 50代セミリタイアの手帳術

バレットジャーナルってご存知ですか?

わたしはこれですっかり変わりました。

毎日が長いと思えるようになりました。

わたしがこの数ヶ月ていねいに暮らしているバレットジャーナルについて書いてみます。

 

バレットジャーナルって? 50代セミリタイアの手帳術

バレットジャーナルのバレットは弾丸、鉄砲の弾のことです。

なぜバレットジャーナルかというと弾丸のような「マーク」を使うからです。

箇条書きにするときに文章の前につける点、「・」、これをバレットと呼んでいます。

 

バレットを内容ごとに使い分けることで頭の中を整理していくのがバレットジャーナルです。

 

最初にこのバレットジャーナルを考案したアメリカのライダー・キャロルさんは2013年に動画を公開しています。

(字幕付き)

 

さらにこのサイトに行くとバレットジャーナルのはじめ方の動画や応用、ノートなど載っています。

バレットジャーナル.com

ほとんどが英語ですが見るだけでも楽しいです。

こちらもわかりやすい本です。

「バレットジャーナル活用術」

 

バレットジャーナルのしくみ 50代セミリタイアの手帳術

バレットは主に3種類あります。

  • タスク
  • イベント
  • ノート

 

タスクには「・」、イベントは「◯」、ノートは「ー」を文章の前につけてノートに書いていきます。

そのほかにもアイデアや重要なことなどには違うマークをつけて記します。

 

書き方については動画を見ていただくほうが早いので割愛します。

 

何がいいのか?バレットジャーナル 50代セミリタイアの手帳術

「そういうことならTO DOリストを作ってやってるよ」

 

そう言われる方も多いと思います。

 

わたしもTO DOリストを作ったりポストイットにやることを書いて貼って管理したこともあります。

 

だけどなんだかうまくいかない。。

なにがうまくいかないのか?

 

TO DOリストに書いたとしても「やらないことはやらない」んですよね。

あとのばしにしてしまう。

 

うーん、今日は時間がないからまた明日やろう。

ああ今日もやれなかった、明日かな。。

 

そんな項目が残ってしまう。

TO DOリストだけだとそういうことが起こりがちでした。

 

せっかくTO DOリストを作った意味がないですね。

 

バレットジャーナルは一部、TO DOリストと似ていますし同じところもあります。

ただ、「振り返る」ことをかかさずやるので、前を見るだけでなく過去に戻って、何ができて何ができてないかを把握できます。

 

そして、やれなかったこと、いつまでもやれないことの原因を探って、どうしたらやれるのかを自分なりに分析できる。

バレットジャーナルという手帳と向き合う。

 

TO DOリストを作るだけなら振り返ることはあまりしないんじゃないでしょうか?

振り返っている人もいるかもしれないけれど、

 

なぜできないのか?

なぜあとのばしにしてしまうのか?

どうやったら実行できるのか?

そもそもそのプランはいま必要なのか?

 

こうやって自分と対話することまでしただろうか?

 

誰かと一緒に作業をしているわけじゃない、自分の作業を行う、すすめるのは誰とやる?

それは、自分しかいない。

バレットジャーナルの不便利さ 50代セミリタイアの手帳術

バレットジャーナルはあえて手で書くことを前提としています。

 

いまの時代、「書く」作業ってしなくなったんじゃないでしょうか。

 

いま何をしていて何をするか、そして何ができなかったかを自分の手でバレットジャーナルに「書く」。

手帳のページをめくることで見えてくるものがある。

 

確かにスマートフォンでもできないことはないけれど、あえて自分の手で書くことで頭の中が整理されます。

スマートフォンに打ち込んだとしても、過去の記録を振り返って感じたことをつらつらと考える、そして考えたことを記録=打ち込むことまでするだろうか?

 

そこが不便利な「書く」という作業のメリットなんだと思います。

 

どんどん便利になっていく世界ですが、不便利さの効用はいつまでもなくならないのでは、と感じています。

バレットジャーナル 不便利な、書くという作業の価値 50代セミリタイアの手帳術

話は変わりますが、わたしの母親は自分で作った乾物などを送ってくることがあります。

 

その乾物ひとつひとつにメモが貼ってあり、どういうふうに食べるといい、と書いてあります。

 

「そんなこと知ってるよ」

ではないんですよね。

 

母親も、たぶんわたしはどうやって食べるか知っているだろうけど、メモに書いて伝えたい。

いまではメールやLINEもできる母親ですが、そうじゃない。

いろんなものにメモを貼って送ってきてくれた母親ですが、そのメモの内容はいまも頭に残っています。

 

手書きの文字の想いの強さ。

 

わたしは手帳を2つ持っています。

バレットジャーナルという手書きの手帳とiPhoneの予定表。

 

アナログとデジタル。

 

デジタルは備忘録、忘れないためのメモ。

バレットジャーナルも忘れない、TO DOリストを兼ねた手帳ですが、過去を振り返り未来を見ることのできる手帳。

予定していたことをやり終えてバレットをきれいに全部消したときの達成感、気持ちよさ。

 

バレットジャーナルを始めたことでこういった作業を毎日繰り返し、過去を振り返り、未来に目を向けるようになった。

忙しい一日のはずなのに、長くゆったりと感じます。

 

バレットジャーナル、手書きの手帳を続けることで過ごし方、暮らし方がずいぶんていねいになったと実感しています。

 

どんなノートでもいいのですが、バレットジャーナル用に作られたノート、いろいろあります。

ロイヒトトゥルム ノート A5

 

クオバディス ライフジャーナル ドット A5

 

ひとの心身を植物で癒やす。

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