iDeCo、個人型確定拠出年金。
年金なので60歳からしか受け取れず、いったん始めると原則として60歳になるまで出金することができません。
しかし将来、自分の年金を増やせる、しかも税金で引かれることなく受け取れるとしたら(1500万円まで)。
わたしは該当しないのですが、働いているひとは所得税、住民税を節税できるメリットもあります。
早く始めるにこしたことはないですが、もう受け取る年齢に近い50代でiDeCoを始めるのはアリ、でしょうか。
目次
60歳間近でiDeCoを始めてみた 50代セミリタイア主婦の資産運用
わたしは2年前、57歳6ヶ月目にiDeCoを始めました。
始めた年齢が遅かったので、7年運用したら受け取れる年齢になります。
積み立てはいまは60歳までなので、2年半しか積み立てができません。
ほとんど増えないかもしれないし、もしかするとマイナスになるかもしれない。
でも増えていくかもしれない。
ということで、始めたiDeCoですが、2年経ったいままでの推移グラフです。
最初はやはりマイナスになることもありました。
iDeCoで運用しているのは3つのファンド、ほぼ外国株式です。
ここでもほとんどインデックスファンドです。
リスク高い商品は買わず。
現在、30万円近く評価額が増えています。
30万円ほどだとまだどうなるかわかりませんが、コツコツ積み立ててきました。
60歳間近のiDeCo、何歳までやる?新NISAは? 50代セミリタイア主婦の資産運用
わたしの場合だといまの毎月の積立額は87,000円まで。
いまのところ、全額積み立ててきています。
ところがわたしは第1号被保険者なので、iDeCoを続けたいなら60歳から国民年金の任意加入をしなければなりません。
任意加入は今のところ考えていないので、あと数ヶ月で掛金停止になります。
そのあと運用は続き、わたしの場合は64歳になったら受け取ることができるので、年金として受け取るか一時金として受け取るか、それまでに考えていきます。
わたしは65歳から老齢基礎年金、老齢厚生年金どちらも受け取ろうと思っています。
来年、わたしが60歳を過ぎたら貯めるだけでなく使っていくことも考えていきたい。
新NISAも来年から始まり、こちらはこれから運用を続けていく予定です。
しかし、1年間の可能投資枠を全部うめる、というのはだんだんきつくなってくると思います。
できる限り、可能な範囲で続けるだろうけれど、新NISA、ゆとりをもたせて一括購入もしくは積み立てていきたい。
60歳間近のiDeCoの出口 50代セミリタイア主婦の資産運用
iDeCoの受け取りはいまは60歳から75歳までと決まっているのですが、わたしの受け取りは64歳から。
64歳になったら早めに受け取ってしまう可能性は高いです。
なぜなら、年金、健康で身体の動くうちに使いたい。
それはもしかすると60代まで、あと10年間くらいかもしれない、と予感しています。
iDeCo、わたしが57歳で始めてみたように、50代後半の方には強くおすすめしないですが、余剰資金があるならやってみてもいいかもしれません。