わたし、自己肯定感が低いです

最近の若い人たちは自己肯定感が高い人が多くなっている、と聞きます(違ったらごめんなさい!)。

私はと言えば、自己肯定感、低いです。

なぜこんな人間なんだろう?いつまでこうなんだろう、と思います。

自己肯定感の低い60代セミリタイア主婦

自己肯定感とはなにか。

「ありのままの自分を肯定する、受け入れる感覚」

「自分を認める感覚」とのことです。

自分のことを好意的、かけがえのない存在として認識し、どんな場面でも自信をもって積極的に取り組むことができる、らしい。

そして何より自己肯定感の高いひとは「幸福度が高い」そうです。

 

自己肯定感の高い人は、

  • 自分の意見をはっきり自分の言葉で述べることができる
  • ポジティブ、前向き思考
  • 自信がある
  • 自分が好き
  • なんにでも意欲的に取り組む
  • 自分の周りのひとのことを受け入れる、認める
  • 周りのひととスムーズにコミュニケーションをとることができる
  • あきらめない

自己肯定感の低い人は正反対なのですね。

 

わたしは自分は認めるけれど自分好き!とまでは言えない。

人見知りでコミュ障は変わりませんし、なにより前向き思考じゃなくなにか不安にとらわれている。

なぜ自己肯定感が低い? 60代セミリタイア主婦

では、自己肯定感が高い人間はどんなふうに育てられたのか?

  • 褒める
  • 認める
  • 失敗しても次につなげるアドバイスをする

 

すべてされてこなかったなぁ。。

真逆の育てられ方をされてきたひとは多いんじゃないでしょうか、昭和生まれの日本人。

 

わたしの両親はどちらも大学に行けなかったコンプレックスがあったようで、わたしたち子どもには大学に行ってほしい、という希望がありました。

気づけば勉強、勉強の日々だったし、テストでそこそこ良い点を取ってもほめられたことは一度もないです。

もっと、もっとと要求されるだけ。そうなると子どもであるわたし自身も目標がどんどん高いところへ、息切れする状態でした。

「勉強がんばれば怒られないから」と親の顔色うかがう子どもでした。

ピアノをがんばっていた時期もそうだった、母親はピアノ弾かないのにピアノが好きだ、という理由でなかなかやめられず受験間際でドロップアウト^^;

 

いまになって

「こんなにがんばった、すごい」

「全部できなかったし失敗したけど、まあこんなもんだ」と自分を認める・許すことができるようになった。

それは両親から離れて暮らすようになり40年くらい経つからでしょうか。

いままでのハチャメチャな人生も自分らしい^^;と思うことも、自分という人間を好きになった証拠なのかも。

 

親から離れて顔色をうかがうことがなくなってから自己肯定感を高めていけた気がします。

親からの呪縛が解かれた、なんだか、皮肉なものだなぁと思います。

自己肯定感は低いままだけど 60代セミリタイア主婦

「こんなんで大丈夫だろうか」

「失敗しないかな」

というネガティブで自信のなさはまだあります。

それどころか、人生の目標の無さで落ち込むことや眠れず悶々とすることもあります。

 

10代20代は受験や就職、結婚といった大きな目標があった。

なにかにむかって努力する、その対象物がないと不安、という現象はいまもあるし死ぬまでそうなんでしょう。

目標を達成してもまたなにか目標を求めてしまう。若い頃、そうだった名残り。

何かを成し得ないと満足しないのか?わたしという人間は^^;

 

1日に1個、何かできたらそれでええやん。

何か大きなこと成し得なくても死にはしないし誰にもとがめられない。

 

いまは「今日はブログ1記事書いたからもうそれでいい。ドラマの続き見よう」となにかにつけて自分褒めする習慣ができました、ようやく。

そんなわたしもすごい。

 

自己肯定感が高いからってすごいわけじゃない、自己肯定感低いからしょげることはない。

低いなら低いなりに、毎日生きてれば。もう、それでいい。

 

 

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