毎週末、買い出しに出かけるわたしたち夫婦です。
少食になった、と言ってもほかのご家庭より量食べている気がするわたしたち。
いつも同じ店で買物をしますが、このところものの値上がりをひしひしと感じるようになりました。
【老後2000万円問題】物価の高騰ペースがおそろしい
わたしたち夫婦がいつも行くお店は、業務スーパー、ホームセンターの野菜売り場。
COOPで週に1回、宅配も頼んでいます。
業務スーパーは物が安い、5年くらい前はそう思っていました。
たしかに今も安いものは安い。
たとえばわたしが毎日飲む豆乳は、いまのところどこのスーパーやネット通販より安い。
かなり大量に購入しない限り安いと思います。
冷凍食品なども安い、と思っていましたが、このところ少しずつ、10円ずつとか値段が上っていきます。
冷凍のハンバーグを久しぶりに食べようかと思って手に取ったら、値段は同じなのにどう見ても小さくなっている。
お菓子やスナックも、こんなに少なかったっけ、いや、量が減っているよね、と思い、一度手にしたもののまた棚に戻す。
卵の値段も鳥インフルエンザで高騰している、と言われてからいつ下がるのだろうと見ていますが、下がる気配はありません。
卵は安価で優秀なタンパク質、1ケース100円ほどだったけれどいまは200円近いです。
庶民にやさしい業務スーパーでこの物価の上がりようなので、ほかのスーパーはもっと上っているんだろうなあと想像しています。
考えてみれば、物の値段、上がらないわけがないんですよね。
いつまでも何十年も同じ質、同じ量の食品が同じ値段であるわけがない。
徐々に上っていくはずなのに何年も同じ値段を期待してしまうわたしたち。
それは、すなわち給料が変わらないから。
給料が変わらないわけがない、物価が上っているんだから。
給料が年々上がっているひともいる、だけど、いつまでも給料が変わらない、上がらないひとたちもいる。
夫はいまパートで働いていますが、いまの職場に入職して15年前くらい、ほとんど時給はあがっていません。
パートだから賞与もない、寸志は出るものの、あくまでも寸志です。
【老後2000万円問題】2000万円では老後暮らせなくなる?
10年前くらいに比べると物価は2倍近くになってきているな、と肌感ですが感じます。
家計簿をつけていますが、記録に残っている過去の家計簿から、2021年の食費の月平均は48,000円でしたが今年2024年は64,000円。
3年間で1.3倍。
この数字は外食は入れず、食材のみ。
それほど高価で豊富な食材を毎月買っているわけではなく、食べ切れるだけの食材を買っています。
シニア夫婦二人でこの食費、もともと高めなのはわかっているんですが、それでもすごくゼイタクしているわけではないです。
我が家は旬の食材を買いがちだから食費が高くなっているのかもしれませんが、それでも少しずつ食費はあがってきているな、と感じます。
食費を削るかと言われると以前にも書いたように食費と光熱費は削らないでおきたい。
しかし、このペースで物価が上っていくとしたら、老後2000万円問題は老後4000万円問題になってしまいそう。
そこまで急激には変わらないかもしれませんが、老後は2000万円で補えない日が確実にやってきそうです。すでにわかっているひともいらっしゃるでしょうね。
生活のレベルはひとそれぞれ、老後いくらなければならないということはないのですが、日々の生活のレベルって急に落とすことはむずかしい。
工夫して暮らすといっても限界もある、どうにかなるさとは思っていますがどうなるでしょう。
毎日の暮らし、vlogでつづっています。