セミリタイア、FIREしたひとのブログを読むことがあります。
「セミリタイアしたけれど、仕事をどうする?」などの記事をよく見かけます。
どういうことだろう?
したいことがあるからセミリタイア、FIREされたのではないのか。
わたしの素朴な疑問です。
セミリタイアしてそれからどうする 50代セミリタイア主婦の暮らし
セミリタイア、ある程度、資産を殖やし、あるいは得て、週5日8時間勤務といった本業を退職する。
働かなくてもその資産が産んでくれる不労所得だけで生きていけるけれど、セミリタイアはリタイアと違って、リタイアしたあともある程度働き続けるひとたち、と認識しています。
セミリタイア、一旦リタイアし、そのあと仕事を探す?
そういうひとも多いのでしょうか。
30代、早い人は20代でFIREしてしまうひとがいらっしゃるけれど、そのあとはどう過ごされているのだろう。
セミリタイアしたいというひとたち、わたしの想像していた人間像は、こうです。
週5日8時間の本業から解放され、何か好きなことをしたいから自由な時間を手に入れたひとたち。
本業をしながらお金を引き続き投資、あるいは貯めながら、セミリタイア後に取り組みたい好きなこと(副業など)を並行して始める、軌道にのせていく。
そして、資産がある程度目標に達成し、働かずとも不労所得で生活でき、取り組んでいる副業も安定し、本業を辞めても生活できそうだという段階に至ったら、晴れてセミリタイアする。
セミリタイアはこんな図式、と勝手に思っていたのですが、どうやらそうとは限らないみたいです。
セミリタイアしてから仕事を新たに探し始めるのもいいけれど、合った仕事がすぐに見つかるのだろうか。
もし見つからなかったら、見つかっても自分に合わないとしたら。
せっかくセミリタイアしても仕事に就くことはできず、時間をもてあましてしまう?
もっともリタイアできるくらいの資産があるだろうので生活には困らない、無理に働く必要はない。
心配性なわたし、考え過ぎ?
セミリタイアに対する認識 50代セミリタイア主婦の暮らし
今までのキャリアを活かして、もしくは自分が好きな分野でゆるく仕事をしてみたい、長年の夢をかなえたいと思っていても、事前に助走期間がないとセミリタイアした意味がないのではと思ってしまっていました。
仮に50歳でセミリタイアしたとしても人生100年時代の今、まだ道は半分。健康寿命は別として。
セミリタイア、完全リタイアするのではなく、仕事もマイペースにゆるく続けていきたいのなら、やはりセミリタイアする前に下地を作っておくのがベストかなと思っていたわたしです。
わたしが心配することではないかもしれないけれど。
すぐには芽は出ないから、タネはできるだけ多く蒔いておく。
芽が出て花が咲き、実が生るまで、何年もかかりますね。
わたしは、いまもタネを蒔き続ける日々です。