2年前、2022年に引っ越したタイミングで日記などを処分してしまい、当時の貯蓄額などもまったくわからなくなってしまいました。
ところが先日、2年前の引っ越しの荷物の中から2009年以降の手帳が出てきて、その年、いくらもっていたかがおおよそわかりました。
激動の40、50代、わたしのお金事情はどうだったでしょうか。
60代セミリタイア主婦 12年前、離婚直後の乏しい資産
2008年44歳、昼間働いて夜間の専門学校に入学、4年間勉強して作業療法士という国家資格を得ました。
2012年、48歳にして作業療法士として就職できたその年の12月29日に離婚。
わたしの資産形成は50代になってからようやく始まりました。
離婚するまでわたしはほとんど貯金はなく、400万ほど。
昼間働いていたけれどパートだったし、それまでに蓄えていたお金は4年間の夜学の専門学校でどんどんなくなって。
国家資格を得て働き始めたものの、就職したばかり。
離婚して一人で生きていく、そんなに貯金が増えるわけがなく。
ガンや腫瘍が見つかって手術もしたり、出費も大きい時期でした。
それでも4年後の2016年。ようやく資産1000万に到達しました。
2019年に資産1200万ほどで退職、セミリタイア。
もう外で働くことはしない、と、セミリタイアし、2020年に再婚。
この年あたりからつみたてNISAを始めたりと、ようやくお金に働いてもらうことをはじめました。
2020年。たった4年前のことです。
2020年の資産総額1240万円から4年後の今年2024年。
資産は2500万円に届こうとしています。
60代セミリタイア主婦 離婚後、資産が6倍に
離婚してひとりになったとき資産は400万。
12年後、資産が6倍になりました。
ただ貯金をしていただけならここまで殖えなかった。
「お金に働いてもらう」意味をようやく知った4年前ごろから対策した結果、グッと資産が殖えています。
12年前、離婚したときの手帳を見かえしてみると、「60歳までに2000万貯める」と書いてありました。
ひとりになってお金のことがすごく不安だった。
専門職として働き始めて少しずつお金を貯めることができ、それらを元手にしてお金にお金を生んでもらって、いま60歳。
12年前、手帳に書いていた目標、「60歳までに2000万貯める」を超えることができました。
12年前の、孤独で不安だったわたしに言ってあげたい、だいじょうぶだよ、と。
紆余曲折あったけれどいろんなひとに救われ、ここまでこれました。ありがたい。
努力はけっして裏切らない、人生きっとなんとかなる。
vlogでは日々の暮らしをつづっています。
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